江戸時代



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江戸時代

江戸時代に惣菜の文化が花開く
江戸時代に惣菜の文化が花開く

日本人が古きよき日本を思い浮かべるとき、その光景はたいていの場合、江戸時代的な世界観になります。江戸以前の日本は現代日本人にとってつながりを感じにくい遠い過去になってしまいますが、明治以前の江戸は実生活の中でも生きた歴史として感じられます。
江戸時代の文化は現在もいろいろな形で残っており、和雑貨など江戸時代に流行したアイテムが最近ではファッションの世界で見直されています。食事も同じで、文明開化と第二次世界大戦の敗北後に流入した欧米の食文化に対する反省が現代では起こっています。そこで今回は、現代にも残る古き良き江戸時代の食生活を見直してみたいと思います。

江戸時代は食文化が花開いた時代

江戸時代は天ぷらがおやつ
江戸時代は天ぷらがおやつ

世界中で共通する現象ですが、天下泰平の時代が訪れると、文化が一気に花開き始めます。日本の江戸時代はあらゆる文化が変化・発展し、後に成熟を迎えました。食文化も一緒です。武士など名目上の支配階級のみならず、商業を実質的に動かしている商人などの食事も徐々に豊かになっていきます。

小腹が空いたら江戸時代のように惣菜を
小腹が空いたら江戸時代のように惣菜を

もちろん全員が豊かになったわけではないので、大多数の庶民の食事は鎌倉、室町辺りのころと質的にも量的にもそれほど変化しませんでした。しかし、豊かな人はタイの塩焼きとハマグリのすまし汁、キスの煮物、ぜんまいの煮付け、白米のご飯など豪華な食事を楽しみ始めます。
しかもこの時期には現代のファストフードに似た惣菜が町中に出回るようになります。天ぷら、ウナギのかば焼き、そばなどの屋台が登場しました。すしや田楽、せんべい、まんじゅう、大福なども手軽に食べられるようになります。こういった惣菜は、十分庶民でも楽しめました。

江戸時代の文化は今でも残っている

屋台がないならスーパーマーケットで惣菜を
屋台がないならスーパーマーケットで惣菜を

明治維新の後には欧米の文化が一気に流入してきました。第二次世界大戦後もアメリカの文化が一気に入ってきたので、日本人の食文化も大きな影響を受けました。しかし戦後かなりの時間が経過した今、再び日本的な食事を日本人は見直し始めています。

江戸時代はそばを屋台で食べられた
江戸時代はそばを屋台で食べられた

上述しましたが江戸時代はファストフードの感覚で庶民が立ち食いのお店ですしやうどん、天ぷらなどを楽しみました。ちょっとお腹に入れると、手軽で腹持ちも良く満足感が得られる惣菜ばかりです。菓子パンなどを間食するよりはよほど体にいいので、現在の人も惣菜で間食というスタイルをまねしてみるといいかもしれません。